2013年7月1日更新
青い鳥文庫で読む宮部みゆきのミステリー
宮部先生にメッセージを送る

「本」というものは、絵がないし音楽も聞こえてこないし、ぱっと見ただけではツマラナイ活字が並んでいるだけです。でも、無口でおとなしくて目立たないクラスメイトが、話しかけてみると優しくて面白い子だったりするように、本も、実はとっても好いヤツなんですよ。一度友達になれば、ずっとずっと親しく付き合うことができます。(略)一冊の本の先には、この世界と同じくらい広い‘物語“の世界が開けています。そこではきっと、皆さんそれぞれのかけがえのない親友が、皆さんを待っていることでしょう。
(「ステップファザー・ステップ -屋根から落ちてきたお父さん-」あとがきより抜粋)

東京都出身。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所等に勤務の後、1987年「我らが隣人の犯罪」(青い鳥文庫では「この子だれの子」と改題)でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。1992年 「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞長編部門、同年「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞。1993年 「火車」で第6回山本周五郎賞。1997年 「蒲生邸事件」で第18回日本SF大賞。1999年 「理由」で第120回直木賞。2001年 「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、02年第6回司馬遼太郎賞 、第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。2007年 「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞。2008年 英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award 受賞。


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