今月のピックアップ!

  • 龍神王子(ドラゴン・プリンス)!
  • パティシエ☆すばる
  • 妖界ナビ・ルナ
  • 千里眼探偵部
  • アイドル・ことまり!

大好きコロボックル!

シリーズの紹介

「もし、なにもかも知ってることばかりだったら、
 半分もおもしろくないわ。そうでしょう。
 ああ、あたし、しみじみ生きているのがうれしいわ。」
 (『赤毛のアン』第一章より アンの言葉)

夢見がちで、おしゃべりで、愛情たっぷりのアンがまきおこす、楽しい物語「赤毛のアン」シリーズ。自然うつくしいプリンスエドワード島が舞台のこの物語は、100年以上も世界中で愛されています。
青い鳥文庫では、日本でいちばん最初にアンを翻訳した村岡花子さんの情緒あふれる名訳と、HACCAN先生のすてきなイラストで、ぞくぞく刊行中!
あなたも、アンの「腹心の友」になってね!

最新刊のお知らせ

アンの夢の家 赤毛のアン(5)

アンの夢の家 赤毛のアン(5)
ためし読み
本を買う

2014年01月16日ごろ発売

モンゴメリ,L.M.
村岡花子
HACCAN

美しい九月のある午後、グリンゲイブルスでごく親しい人たちにかこまれ、結婚式を挙げたアンとギルバートは、プリンスエドワード島のフォアウィンズ港に近い美しい海辺の小さな家で、新しい生活をはじめました。その小さな白い家の名前は「夢の家」。リンド小母さんをほうふつとさせるミス・コーネリアや、家主ジム船長、美しいレスリー・ムアなど、魅力的な隣人たちと出会い、新婚の一日一日をいつくしむように過ごすアン。そして、夏のある日、だれもが待ち望んだアンの最初の赤ん坊が生まれて……。村岡花子訳「アン・シリーズ」第5弾。

定価:本体760円(税別)

ISBN 978-4-06-285395-8

村岡花子先生からのメッセージ

2015.04.30

「アン・シリーズ」の本の持っている
最大の長所は、「平凡の偉大さ」
ということではないでしょうか。

「平凡」ということをわたしたちは
ばかにしますが、けっきょく、
ほんとうに平凡ということを生きぬくのは、
非凡な技術を必要とします。
どんなことにもおもしろさを発見していくことは、
たいした才能です。
そういうふつうのことを、新しくわたしたちに感じさせるのが、
このシリーズの力です。

アンとモンゴメリを、読者は、よく混同してしまうらしいのですが、
ある意味では、たしかに、
アンはルーシーであり、ルーシーはアンなのです。

(『アンの幸福』〈講談社 初版1964年10月5日〉解説より 一部抜粋)

※「ルーシー」:
モンゴメリのフルネームは、「ルーシー・モード・モンゴメリ」です。

このシリーズでいま読める本

家族、友情、恋、結婚……。ゆかいな騒動と、胸ときめくできごとがいっぱいのアンの物語は、ただいま第5巻まで好評刊行中です!
  • 赤毛のアン (新装版)
  • アンの青春 赤毛のアン(2)
  • アンの愛情 赤毛のアン(3)
  • アンの幸福 赤毛のアン(4)
  • アンの夢の家 赤毛のアン(5)

翻訳家・村岡花子さんの書斎へようこそ

いまから100年以上も前の1908年に、カナダで誕生した『赤毛のアン』。この愛すべき女の子の物語をはじめて日本語に翻訳したのが、翻訳家・村岡花子さんです。
村岡花子さんが生前、実際に使っていた書斎をご紹介します! (取材協力:赤毛のアン記念館・村岡花子文庫)

●村岡花子さんのプロフィール

1893年~1968年。翻訳家、編集者。「赤毛のアン」シリーズをはじめとする児童書翻訳の第一人者として知られる。

10歳で一人親もとをはなれ、東洋英和女学校(現・東洋英和女学院)にてカナダ人宣教師より、カナダ流のきびしくもあたたかい教育を受ける。幼いころより短歌など日本の古典文学に親しみ、入学後は英語も習得。16歳のころには学校の書籍室にある数々の洋書を読破するほどの語学力だった。(写真は26歳、編集者として働いていたころ。)

こちらが、村岡花子さんの書斎です。

戦火をくぐり抜けた貴重な洋書や原稿が、まるでいまもまだ村岡花子さんが仕事をされているかのように、保存されています。

天井までうめつくす蔵書の数々!
外国語の本を持っていることさえ危険だった戦時中でも、村岡花子さんは、大事な本を手放すことをしませんでした。

書棚にあるのは、『赤毛のアン』をはじめ、『若草物語』『王子とこじき』、アガサ・クリスティーのミステリー、などなど……。

村岡花子さん愛用の英英辞書。

当時大変高価で貴重なものだった、この大きくてとてもぶ厚い辞書は、村岡花子さんの仕事に理解が深かった夫・儆三(けいぞう)さんからのプレゼント。

翻訳の仕事で使うほか、辞書をただ「読む」ことも楽しまれていたそうです。かなり使いこまれていて、ページのはしはボロボロ。

写真右が、村岡花子さんが実際に翻訳で使用した『赤毛のアン』の原書。
第二次世界大戦へとむかう国際情勢の悪化のなか、親しくしていたカナダ人婦人宣教師、ミス・ショーが、やむをえずカナダに帰国する際に、友情のあかしとして贈った本です。

写真左は、戦後にようやく刊行された、記念すべき『赤毛のアン』第一巻。本が贈られてから刊行までに10年以上の歳月がかかりました。

村岡花子先生の手書きの翻訳原稿も、いまもなお大事に保管されています!

空襲があれば大切にもって逃げ、戦火のなか祈るような思いで一文字ずつ訳した『赤毛のアン』。

戦争が終わるころ、出版のあてのないまま、700枚以上もの翻訳原稿ができあがりました。

こちらは、戦後の1952年5月に刊行された、『赤毛のアン』の第一巻の本文。
戦後、敗戦国としてGHQ(アメリカ、イギリスを中心とした連合国軍)に占領されていた日本が、ふたたび独立国として認められた同じ年に刊行されました。

前年まで、GHQにより、紙の使用が制限されていたため、貴重な紙をたくさん使わなくてすむよう、小さい活字で、1ページにぎっちり文字をつめています。
定価は250円。かけそば一杯が13円だった当時としては大変高価でした。

幼い息子を病気でなくした村岡花子さん。
「息子の代わりに、日本中の子どもたちへ、すばらしい物語を届けよう。」と決意した村岡花子さんは、寝る間もおしんで数々の名作を翻訳しました。

写真は、モンゴメリ作の『銀の森のパット』の原書と、書きかけの原稿用紙。
訳しはじめて原稿用紙1枚半で、村岡花子さんは天に召されました。

1964年から長年にわたって講談社から刊行された、村岡花子さん訳の「赤毛のアン」シリーズ全10巻。
みんなのおばあちゃんも読んでいたかも!

青い鳥文庫の「赤毛のアン」シリーズは、この本を底本としています。

参考文献:
『アンのゆりかご ―村岡花子の生涯―』村岡恵理/著 新潮文庫
文中の写真すべて:©赤毛のアン記念館・村岡花子文庫
※写真の無断使用・転載を固く禁じます。

この本も読んでみて!

三方を金でかざられた豪華な愛蔵版や、名言集などで、もっともっとアンと友だちになってね!
  • 赤毛のアン
  • 赤毛のアンの名言集

今月の刊行

  • 龍神王子(ドラゴン・プリンス)!(9)
  • パティシエ☆すばる
―パティシエ・コンテスト!(1)予選―
  • 妖界ナビ・ルナ(2)
―人魚の住む町―
  • 千里眼探偵部(2)
―パークで謎解き!?―
  • アイドル・ことまり!(1)
―コイがつれてきた恋!?―
このページのTOPへ