受賞者インタビュー!

【一般部門】
☆金賞受賞

『霊感少年と魂食いの優しい霊退治の夏』  津田トミヤ

受賞のコメント
かつて青い鳥文庫の『そして五人がいなくなる』に出会ってから、自分は物語のとりこになりました。あまりに面白くて胸がどきどきした、あの時の気持ちは忘れられません。自分も誰かにとっての忘れられない物語を作れたらと思い、ずっと小説を書き続けてきたので本当に嬉しいです。選考委員の皆様がた、本当にありがとうございます。

好きな青い鳥文庫はありますか?
はやみねかおる先生の「名探偵夢水清志郎シリーズ」の大ファンです。ホラーアンソロジーの青い鳥文庫Kシリーズも好きで、第三集『幽霊のひっこし』が特に好きです。

月に何冊読みますか?
平均5、6冊

応募のきっかけは?
2020年のステイホーム期間中に児童文学のことを調べる機会があり、青い鳥文庫の公式サイトを訪れて知りました。手当たり次第に小説新人賞に応募している時期だったので、迷わず飛びついた感じです。


U-15部門】
大賞受賞

『禁断の記憶~本当の私を求めて~』 Misora(小6)

受賞のコメント
青い鳥文庫小説賞U-15部門で、大賞を受賞できたこと、とてもうれしく思っています。「禁断の記憶 ~本当の私を求めて~」は、緊急事態宣言で学校が休校になったときから書き始めました。主人公のリルが、仲間と一緒に世界を救うお話です。主人公の気持ちを考えて、リルならこう言うだろうなと思いながら、お話を作っていきました。

好きな青い鳥文庫はありますか?
特に、「若おかみは小学生」や、「パセリ伝説」は、好きな作品です。

月に何冊読みますか?
私は、昔から本を読むのが好きで、時間があればいつでも本を読んでいます。

応募のきっかけは?
私は、小学4年生のときからお話を作り始めました。青い鳥文庫小説賞を知ったのは、このお話を書いているときです。小説家になるのが夢の一つでもあるので、私の書いたお話を、いろんな人に読んでもらって、どんな感想をもつのかを知りたくて応募しました。それが、このような結果となって、とてもうれしかったし、驚きました。これからも、いろいろなお話を読んだり作ったりしていきたいです。


☆大賞受賞

『夢電話の案内人』 那波 雫玖(中3)

受賞のコメント
この度は、このような素晴らしい賞に選んでいただき誠にありがとうございます。2次選考まで通過した時は正直ホッとした気持ちで、まさかそのまま大賞を受賞するとは思ってもみませんでした。実は青い鳥文庫さんに応募するのは今回で二回目で、前回は一般部門に応募して、あえなく落選したのを覚えています。それをきっかけに新しいジャンルにも手を伸ばしてみようと思い、今作の『夢電話の案内人』ができあがりました。切なく悲しいけれど、明日へのかすかな希望を見出せるように、言葉を綺麗なもので書き綴りました。一生懸命、日々をもがいている人。あと一歩の勇気を踏み出せない人。そのような人達の心をすくえるように願いながら書いていました。まだまだな未熟者ですが、これからもコツコツ小説を書き続けていきたいです!

好きな青い鳥文庫はありますか?
昔から「探偵チームKZ事件ノート」が大好きです!

月に何冊読みますか?
月に30冊程度です。

応募のきっかけは?
青い鳥文庫のHPを見ていたら、小説賞という単語が目に入ってきたのが最初です。


☆佳作受賞

『ヨモギの一番おもしろい小説』 海月しろ(中2)

受賞のコメント
今回応募した話のネタが降ってきたのは、部活帰り、公園の前を通っていたとき。ここで誰かに肩をたたかれたとしたら、誰にたたかれるんだろうというところから想像が広がり、この話ができました。
初めはタイピングの速さが文字を書くときの3倍くらい遅く、慣れない姿勢に肩が凝りまくったり、キーの打ち込み方が分からなかったりと、困難の大バーゲン状態でした。しかし不思議と書きたくなくならず、「どうしたらもっと良くなるんだろう」と考えていたことから、私は小説を書くのが好きなんだと実感しました。

結果は、初受賞、佳作。

徳島のぐうたら中学生が、全国で佳作です!
30㎝飛び上がるくらい嬉しかったのですが、いま応募作を読み返すと、改善点がかなり見られます。来年、私は15歳。2回目にして、ラストイヤーです。次こそ大賞を取り、あわよくば本を出してもらって、40cm飛び上がれるように頑張ります!

好きな青い鳥文庫はありますか?
特に好きなのは、はやみねかおる先生「夢水清志郎事件ノート」シリーズ、松原秀行先生「パスワード」シリーズ、高楼方子先生「十一月の扉」、柏葉幸子先生「霧のむこうのふしぎな町」などです。

月に何冊読みますか?
大きなテストがない月であれば、7,8冊くらいです。

応募のきっかけは?
友達が勝手に応募——というわけではなく、4月に初めて自分で小説を完成させたことで、「小説家になりたい」という意思が固まって、それならば大好きな青い鳥文庫の新人賞をと書き始め、応募しました。


☆佳作受賞

『K小学校伝説 六年松組の事件ファイル』 あおのそら(小6)

受賞のコメント
これは、私の初めての長編で、初めて書いた一人称の話です。
このお話の登場人物の中で私が気に入っているキャラクターは『チサ』で、『事件を華麗に解決する名探偵』みたいな感じが好きです。そして、たくさんの人たちの目線で、事件について書きました。少し登場人物が多い気もしましたが、飽きずに最後まで書き上げることができました。書くことも楽しかったです。
来年は、大賞をねらいたいです。

 

好きな青い鳥文庫はありますか?
とくに好きなのは、『怪盗クイーン』『黒魔女さんが通る!!』『探偵チームKZ事件ノート』『名探偵夢水清志郎』『エトワール!』『パセリ伝説』『パスワード』『僕と未来屋の夏』『恐竜がくれた夏休み』『大中小探偵クラブ』『タイムスリップ探偵団』『黒魔女の騎士ギューバッド』『魔女学校物語』『摩訶不思議ネコ・ムスビ』『生活向上委員会!』『少年名探偵WHO』『夜カフェ』『氷の上のプリンセス』『ラ・メール星物語』『図書館B2捜査団』『ふしぎ古書店』『妖精チームG事件ノート』『龍神王子!』『若おかみは小学生!』『アイドル・ことまり!』『劇部ですから』『海色のエンジェル』『温泉アイドルは小学生!』『サエと博士の探偵日記』『オタカラウォーズ』『バイバイスクール』『少年名探偵虹北恭助』『怪盗道化師』『おもしろい話が読みたい!』『いつも心に好奇心』『青い鳥文庫ができるまで』『ポレポレ日記』『復活!虹北学園文芸部』などです。他にも、好きな本はたくさんあります。

月に何冊読みますか?
およそ30から50冊です。学校が休みだと、もっと読みます。

応募のきっかけは?
私は小学4年生の頃から趣味で小説を書いていましたが、コンテストに応募した事はありませんでした。青い鳥文庫が好きでウェブサイトをよく見るようになり、そこで見つけたのが青い鳥文庫小説賞でした。