1月5日 選評公開③

2022年01月05日

こちらの手違いで公開できていなかった二次選考まで選出された作品の選評です。

(受付番号順)


No.81 『涙の数だけ』

泣き虫で成績最下位の主人公に特別な力があり、しかも涙そのものにも力があるという設定がユニークでした。


No.172 『世界の守り人 ~君がつくった日~』 

ファンタジーの設定がしっかりしていて、読ませられます!


No.192 『この世界は人知れぬ色であふれています、』 

突然集められた子ども、謎解きが解けないと消えちゃうなんて。クイズ(パズル)、面白かったです!


No208 『謎の学級会』 

冒頭のシーンから、何が起こるのかと引き込まれました。不気味な出来事に恋をからめて書いていて、才能を感じました。


No.209 『セレネ~四つの王国と白の姫~』 

壮大な世界観と少女の奮闘、王道ものファンタジーを描く意気込みがありステキでした。


No.221 『The Best Harmony!!』 

とてもリアルです。失敗がこわいとうしろ向きになっていた主人公が再びチャレンジする姿を応援したくなりました。


No.268 『ラクガキ天使』 

魔法石・天使のペンの設定が興味深かったです。


No.270 『縁(えん)の縁日』 

とてもよいお話で感動しました。別れていく場面が、特に印象的です。


No.291 『月猫劇団』 

雰囲気がよくすてきなファンタジー。月猫劇団で大切な仲間をみつける。心が暖かくなりました。


No.295 『リア恋未満』 

SNSでつながっている2人の交流が、温かくてよいです。「くらげは毒を吐く」というなど、会話のセンスも素晴らしいです。


  • 青い鳥文庫ってなに?
  • 2020 青い鳥文庫小説賞
  • 講談社 火の鳥伝記文庫