1月31日 選評公開④

2022年01月05日

惜しくも賞をのがしてしまいましたが、最終候補にのこった未来ある作品の選評をご紹介させていただきます。

(受付番号順)


No.136 『雨のち、晴』

随所に挿入された天気をからめた一文が効果的で、ずっと物語の世界に浸っていたくなりました。天気によって変わっていく恋の心境描写がとってもロマンチックでした。


No.207 『有彩学園2ー3は問題児揃いッ!』 

個性的な問題児が、生き生きと描かれていて楽しかったです。最後の日記までの構成力もお見事。問題児だらけの2-1に入りたい!


No.218 『先輩にためいきは似合いません!』 

イケメン毒舌な生徒会長に、片思いをしている主人公の気持ちがうまく描けています。2人の会話がユーモラスで楽しいです。


  • 青い鳥文庫ってなに?
  • 2020 青い鳥文庫小説賞
  • 講談社 火の鳥伝記文庫