No.503~No.1047

2019年12月16日

No.503
『王子様の許嫁』
とってもスケールの大きなお話で、想像力のゆたかさに感動しました。
湊と華が、ぶつかりあいながらも惹かれあう様子に、思わず応援したくなりました。

No.506
『風と帽子と魔法使い』
やさしく、風景が目に浮かぶような文章で、さらさら読み進めることができました。
ひたむきなミイナが、とってもかわいらしかったです。
みんなが大きくなって、どんなふうに友情をはぐくんでいくのか、ぜひつづきを読みたいです。

No.510
『吉竹はその未来を開ける』
本格的なSFになっていて、むずかしい言葉もたくさん出てきて、おどろきました。
発想力のすばらしさに、感動しました!

No.519
『ベス・フレ!』
学校のできごと、友だちとのできごとが、ドラマチックにえがかれていて、感動しました。
細かい気持ちの変化がよく伝わってくる文章でした。
「ベス・フレ!」、とってもすてきな関係ですね。

No.522
『葉の記憶』
ファンタジックな世界観でしたが、物語の舞台は身近で、スラスラ読むことができました。
読み終わったあとは、幸せな気持ちと、少し切なさも感じます。
このあと、天兎と薺成がどういう人生を歩んでいくのか、気になります。

No.524
『クレ・ターギ』
独特の雰囲気をもっていて、印象深い作品でした。
読みながら、いっしょに旅をしているような気分になりました。
設定力がすばらしいです。

No.527
『11歳、ぼくたち最後の夏』
それぞれがかかえている重い現実と向き合う。つらい現実だけど、4人の仲間がいるということに、一筋のひかりがみえました。

No.532
『推しのいる世界・いない世界』
タイトルからは想像がつかない展開で、つぎつぎページをめくってしまいました。
ちょっとした出会いが、自分でも気づかないうちに人生を変えるほどの大きなものになっているのだと、改めて感じました。
とても読みやすかったです。

No.535
『能力クラブ!』
わたしに能力があったら・・・って思ったりしますよね。「放課後、音楽室にきてください。」の手紙にワクワクしました。

No.540
『BOOK COLLAR』
すっきりとした文体で、情景がリアルに伝わってきました。
身近な学校生活がテーマで、読みやすかったです。

No.542
『飴玉とマカロン』
深いテーマとファンタジー性が絶妙にマッチして、心にささりました。
日ごろから、ものごとをしっかりととらえ、考えているのだと思います。
読みごたえのある作品でした。

No.554
『神様の救世主』
短編それぞれをまとめる力、そして一つの物語としてつなげていく力、どちらもすばらしいと思いました。
ドキドキハラハラの展開で、どんどんページをめくってしまいました。
天音と奏が、これからどんなふうに活やくしていくのか、気になります。

No.562
『トランプ同好会』
トランプのことがよく研究されていて、読んでいて興味深かったです。
同好会をめぐる人間模様も、しっかりとえがかれていて、読みやすかったです。

No.1001
『アニマル探・偵・団☆』
怪盗を追ってバトルするところがスリル満点! 毎回新聞に大きな記事が載るという設定がとてもおもしろかったです!

No.1002
『ツインテくん』
年下の男子へのほのかな想いを、うまくすくい取っているなと感心しました。アイデア力もあると思うので、長めの小説にもぜひチャレンジしてください

No.1003
『FIRST YEAR』
抜群に文章が読みやすかったです! 中学生の男女4人の心情がとてもよく描けていました。

No.1004
『ミッションクリア』
マジックとドッジボールを使って、悪だくみの大人たちをやっつけるという展開が痛快で、楽しく読みました。文章もとっても読みやすかったです!

No.1014
『みじめ ~悲しみの中で~』
自身の体験から語られる言葉に説得力がありました。「つらいことがあるからこそ、楽しいこともある。それが人生です。」という言葉に励まされる読者がいると思います。

No.1015
『だから私は・・・』
「生まれた意味は探すんじゃなくて作り出すんだよ。」大人でもハッとさせられます。最初は淡々としていた春斗も、花恋と出会ってどんどん心がとけていき、生きたい!と思っていくさまがとてもよく表現されていました。最後はとても悲しく、そして考えさせられる作品でした。すごい!

No.1016
『Thuder』
青くんのイケメンな発言に胸がキュンキュンしてしまいます。ずーっとみどを思ってたんですね。純愛?

No.1017
『ドアの向こうの秘密の友達』
とてもテンポがよく、れいの気持ちになってあっという間に読みおわってしまいました。
妖怪たちが個性ゆたかで、発想力がすばらしいと思いました。
れいと妖怪たちが、これからどんなふうに仲よくなっていくのか、楽しみです。

No.1018
『怪盗J&A』
日常のなかに突然おとずれる非日常の体験に、ドキドキハラハラしました。
ていねいな文章で、わかりやすかったです。
ユウタとアカリのコンビネーションがよく、怪盗なのに応援したくなりました。

No.1019
『春の出会い』
登場人物それぞれの心情の変化が細かく伝わってきて、ドキドキしました。
恋愛と友情のバランスのむずかしさが、うまくえがかれていたと思います。
親しみやすい文体で、サラサラ読み進めることができました。

No.1020
『廻る思意と夏の夜』
当たり前すぎてふだんは気づかない、身近な存在の大切さを思い出させてくれる作品でした。
裏側の世界の様子や、光太たちの気持ちがまっすぐ伝わってくる、読みやすい文章だと思います。
心にのこる作品でした。

No.1025
『不思議な世界の友達』
魔法の世界という、日常とはちがうファンタジーの世界が舞台でしたが、情景描写がすばらしく、桃花ちゃんたちがどんなところにいるのか、パッと想像することができました。
これから新たな魔法の冒険が始まりそうなラストで、続きがとっても気になります。

No.1026
『名探偵、転入初日の事件』
レナとレイ、正反対のキャラでそれぞれ魅力があって、楽しめました。
クライマックスのどんでん返しには、おどろかされました。
レイがこれからどんな事件を解決していくのか、楽しみです。

No.1027
『ひびけ?音の色?』
「音の色」が見える、というアイディアが、すばらしいと思いました。
演奏旅行に行った琴ちゃんに、どんなできごとが待ち受けているのか、楽しみです。

No.1028
『ようこそ、にんぎょの国へ』
あすかちゃんが体験した、ひと夏のふしぎな冒険の思い出が、ドラマチックにえがかれていました。
離れてはじめてわかる家族の大切さと、人魚たちとの友情に、感動しました。

No.1030
『六人の超能力者』
りなたちが、さまざまな困難をのりこえて、友情をふかめていくすがたに、感動しました。
りなたちが経験したことは、夢だったのか、現実だったのか……いろいろな読みかた、楽しみかたができると思いました。

No.1031
『夢のまた夢の話』
テーマがしっかりとしていて、このお話を通じて伝えたいことがはっきりしていた点がよかったです。
美希といっしょに、ドキドキ、ソワソワしながら読み進めました。
日常と非日常のバランスが、ちょうどよかったと思います。

No.1032
『一番になる方法』
テンポよく、恋愛模様がえがかれている……と思ったら、ガラッと雰囲気がかわり、ゾクゾクしました。
文体が親しみやすい分、ラストの急展開にはおどろかされました。

No.1033
『恋愛ダイナマイト』
U-15部門とは思えないほど、大人びた作品で、おどろきました。
定春の心のうごきが、よく伝わってきました。

No.1035
『ドール』
情景と心情がうまくリンクしていて、すばらしかったです。お話の世界に入り込んで読むことができました。
ドキドキ、ゾクゾクしながらも、展開が気になって、ページをめくらずにはいられませんでした。

No.1036
『ブルーマリンでのぼうけん』
身近なできごととファンタジーの世界がうまくリンクしていて、「わたしにもこんなことがおきるかも?」と思えるお話でした。
マリンの気持ちや、ブルーマリンのようすがよくわかる文章でした。
短いけれど、とてもよくまとめられていたと思います。

No.1038
『自分を元に戻せ!~世界一不幸な少女VS心配性な魔女~』
魔法という、現実にはない世界が舞台ですが、設定がしっかりしていて、発想力がすばらしいと思いました。
細かく説明されていて、わかりやすい点もよかったです。
冒険を通してうまれた3人のきずなに、心があたたかくなりました。

No.1039
『金曜日の約束』
戦争の悲惨さ、そして平和の大切さがストレートにえがかれていて、心にのこる作品でした。
情景や心情も、よく伝わってくる文章だと思います。
読みながら、いろいろなことを考えさせられるお話でした。

No.1040
『光からの七つのアドバイス』
恋愛と友情、身近だけどむずかしいテーマを、しっかりとえがいていました。
ひとみの気持ちがよくわかって、感情移入して読めました。
ひとみと光のきずなに、感動しました。

No.1043
『最高の最後のプレゼント』
賢と連の友情に、感動しました。
予測のつかない展開に、つぎつぎページをめくってしまいました。
賢の心情が、とてもよくえがかれていました。

No.1044
『トップクラスのけいさつ官 オレたちの熱き事件録』
つぎつぎ展開していくお話で、サクサク読み進めることができました。
タイトル通り、警察官のアツい日々がえがかれていて、ドキドキハラハラしました。

No.1045
『夏の終わりの歯車』
こんなにジェットコースターのようなお話がたった3日間の出来事なんて! 「”メンテナンスの鐘の音”が聞こえた気がした…」に胸がキュンとせつなくなりました。

No.1046
『おさがしものお手伝い人』
わたしは大好きなお話でした。「アラジンと魔法のランプ」を題材に、現代にランプがあったらって、めっちゃおもしろい設定でした。ランプの精が不愛想なのもツボです!

No.1047
『水平線のクラゲ』
壮大な冒険と、120歳まで生きた一生が書かれていて、スケールが大きい! 冒険につきもののアイテムもたくさん出てきてたのしい!

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