シリーズの紹介

名だたる武将たちが割拠(かっきょ)した戦国時代。
ある者は夢に生き、またある者は夢に散った――。
歴史を動かした戦国武将たちの生涯をドラマチックにえがいた「戦国武将物語」シリーズ! 英雄たちの胸が熱くなる戦いぶりに、ページをめくる手が止まらない!

*歴史がもっとわかる地図や年表つき!
*1冊読み切りで、どの巻から読んでもOK!

最新刊のお知らせ

戦国武将物語 明智光秀 美しき知将

  • 小沢 章友/文
  • kaworu/絵

美濃(岐阜県)の明智家の当主・光秀は知将として聞こえ、すぐれた戦闘能力、政治力で、出世の階段を駆けのぼりました。さまざまな難しい判断を正しくこなし、時の天下人・信長の家臣となります。しかし、信長の支配のスタイルに違和感を抱き続け、ついには大きな決断をする光秀。彼が生涯こだわった「美しい生き方」とは、ほんとうに願ったのは何だったのかに迫る、小沢章友さんの「戦国武将シリーズ」第10巻です。
<伝記 小学中級から すべての漢字にふりがなつき>

定価:748円(本体680円)

ISBN 9784065177044

小沢章友先生からの
メッセージ

伊達政宗は、幼いころ右目の視力を失いますが、
父親や禅師など、まわりの愛情にはげまされ、
つらい体験を乗り越えて、
明るく強い性格となり、
二十四歳の若さで東北のなかばを手に入れ、
「奥羽の王」といわれる戦国武将に成長します。

政宗の長所は、なによりも「とき」を心得ている
ことでした。
「戦うとき」と「じっと我慢するとき」をわきまえていたのです。
「天下とり」をめざす道を、豊臣秀吉と徳川家康という巨大な天下人に
ふさがれ、何度も危険にさらされますが、そのつど政宗は大胆な行動力
と緻密な戦略で、危機をはらいのけます。

どうすれば生き延びることができるか? 
政宗は「とき」を心得ていたことで、伊達藩を守り、
「天下の副将軍」となるのです。
戦国時代の最後のヒーロー、「独眼竜政宗」の勇気と知恵にみちた物語
を楽しんでください。

このシリーズでいま読める本

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……あの歴史人物たちはどのように生き、どのように戦ったのか!? 1冊読み切りだから、好きな人物から読んでみよう!

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