祝ノーベル賞! あきらめずに研究をつづけた「執着心」
2018.12.11 更新
2018年のノーベル賞授賞式が、現地時間12月10日にスウェーデンのストックホルムで行われました。テレビのニュースで見た人もいるかもしれません。
今年は日本人の医学者・本庶佑(ほんじょたすく)さんが、生理学・医学賞を受賞して話題になっています。
がんの免疫療法という新しい治療法を開発して、多くの患者さんの命を救う道すじを作ったことが評価されました。
授賞式がどうして12月10日なのか?
それは、ノーベル賞のもとをつくったアルフレッド・ノーベルの命日だからなんです。
火の鳥伝記文庫から、このアルフレッド・ノーベルの伝記が、もうすぐ刊行されます!
ノーベルはダイナマイトの開発者ですが、それがなぜ「ノーベル賞」につながるのか? どんな少年だったのか? ダイナマイトをつくるにはどんな苦労や悩みがあったのか? などがよくわかる本です。
冒頭にはノーベル賞授賞式の様子も描かれていて、テレビで放映されたのとそっくりなシーンがさし絵になっているので、ぜひ見てくださいね!
そして、オビは本庶佑さん!
本庶さんのインタビューで印象的だった言葉があります。それは
あきらめずに研究をつづけた「執着心」が受賞につながった
という一説。
すばらしい一言ですね。ノーベル自身の人生にもあてはまる言葉です。
ぜひ火の鳥伝記文庫『ノーベル』を読んでみてね。
12月20日ごろ本屋さんに出る予定です。