【おたより☆その1】
4年に1度、地区の子供班長が噴水に落ちると、他の日に低学年の人たちが立てつづけに落っこちていく。
(広島県 小6女子 月影さん)
--------------------------------------------------------------------------
【おたより☆その2】
ずいぶん前の話なのですが、教室で授業を受けていて、ノートに書き写していたとき先生が横を通りました。はじめは違和感はなかったのですが、先生の腕を見ると……血塗れの少年がぶら下がっていたのです……。あれは、気のせいだったのか、あるいは……。
池田先生、戸部先生、ナビ・ルナやエンマ先生の怪談帳といった素晴らしい作品を書いてくださり本当に感謝しています!私が本に興味を持ったのはお二人の作品があったからなんです!!!!これからも、応援して、楽しみにしています!
(神奈川県 学1女子 きつねさん)
--------------------------------------------------------------------------
【おたより☆その3】
わたしは吹奏楽部で、オーボエを吹いています。学校の北校舎四階のほぼ全ての教室を使って練習をしているのですが、進路指導室と第二被服室の間の資料室だけは鍵がかかっていて入れません。ある日、部活がおわって帰ろうと外に出ると、上からトランペットのような音がして、見ると資料室の明かりがついていました。しかしトランペットパートのみんなは全員が外にいるし、練習場所も校舎の一番端の第一被服室なので、まちがえることはありません。引退した3年生の先輩は、土曜日なのできていません。なにがあったのでしょう……。
(宮城県 中2女子 泉鏡花さん)
--------------------------------------------------------------------------
【おたより☆その4】
学校で、朝、いつもいっしょに帰っている仲がいい友だちを見た。声をかけたが、無反応だった。その子はほかのクラスで、帰りにその子のクラスに行ったら、もう一人のいっしょに帰っている子が、「○○は今日は熱で休みだよ。」と言った。その日は、家でその子と遊ぶ日だったから、もしかしたら幽体離脱かもしれない……フフフ……。
(大阪府 小5女子 HlNAHINAHINAKOさん)
--------------------------------------------------------------------------
【おたより☆その5】
たんすの掃除をしてるとき、小さな段ボール箱を持ちあげたら、中から声がしてめっちゃびびった。 おそるおそる箱をあけてみると、そこには見覚えのあるシルエットが……しゃべったらマネをする人形だった。そういえばこんなの流行ったなぁと、なでなで、ムニュムニュしたりチョップしたりしてみたが、 電池が切れてるのか、その後はもう声を発することもなく、とりあえず放置した。翌日、電池を入れてもう一回しゃべらせようとしたが、いくら探しても電池を入れる場所がない。 よく見ると、ただの人形だった。
(長崎県 中2女子 上杉莉狸~さん)
--------------------------------------------------------------------------
【おたより☆その6】
わたしが小学生のころに、男子が「チャーリー」という遊びをしていました。こっくりさんの簡単バージョンのようなもので、ふつうの紙を縦線と横線で4つに分け、真ん中にえんぴつを2本、交差するように置きます。線で区切られた4つのスペースには、「YES」と「NO」を1スペースにどちらか1個書きこみます。(「YES」どうしがとなりあわないように。NOもおなじ。)そして、何か呪文のようなもの(忘れてしまいましたが、たしか英語でした)を唱えて「チャーリー」をよびだし、質問をすると交差しているえんぴつの上に置いてあるほうが動いて答えを教えてくれる、というようなものでした。女子は怖がる人もいましたが、大体みんな信じておらず、何人か実際に男子といっしょにやってみていましたが、えんぴつは確かに勝手に動いていたと、やったみんなが言っていました。なにしろ男子の質問はくだらないものばかりで、とくになにもおこらず、女子たちがやめるようにとせまったので、すぐにおさまりました。えんぴつが勝手に動いたというのも怖かったけれど、本当になにかおこるんじゃないかと心配している子がいたのもけっこう怖かったです。
(千葉県 中1女子 ちぃちゃんさん)
--------------------------------------------------------------------------
【おたより☆その7】
わたしの家のちかくには、合戦場があって、亡くなった人の首が埋めてある「首塚」がある。そこでは、夜になると、首が体をさがしてうかびあがっているらしい。「どこだー。どこだー。」と言いながら……。
怖い話は無理だったけど、この話を読んで、すこし平気になりました。ありがとうございます。
(神奈川県 小6女子 ハロさん)
--------------------------------------------------------------------------
みなさん、今回もこわい話を教えてくれてありがとう!
担当のヒデ坊と毎回、震えて読んでます。
★月影さん、4年に1度というのは何か理由があるのかしら。
不思議な話ですねえ。
★きつねさん、そんな恐ろしいものを見て、よく絶叫しなかったものだと感心します。
応援もありがとう! なんともうれしいコメントです。涙。がんばります!
★泉鏡花さん、それはきっと幽霊部員でしょうね。ちなみに、そのトランペット演奏の腕前はどうだったでしょうか。気になるところです。
★HINAHINAHINAKOさん、でしょうねえ。幽体離脱かもしくはドッペルゲンガ―か。その本人にはお話ししましたか? たまに「よくあるんだよね。」という人もいます。
★莉狸~さん、そのお人形さん、よっぽど莉狸~さんに話したいことがあったのでしょうね。なにをおしゃべりしたのでしょうか。覚えていたら、また教えてくださいね。
★ちぃちゃん、こわい遊びなので、よい子はやってはいけませんよね。しかし、男子たちのくだらない質問というのが、なんというか呆れながらもほっとしました。
★ハロさん、ご供養されているはずなのに成仏されていないのでしょうか。南無~。合掌。
感想もありがとう!ハロさんのように怖い話が苦手な人でも読めるお話を!と思っていたのでうれしいです。