火の鳥NEWS

『織田信長』が登場します!

2018.04.13 更新

こんにちは、ひのぴーです!

わあ~、かっこいいイラストだね!

これは6月に発売になる『織田信長』のイラストとゲラ(印刷された原稿)だよ。

ただいま制作中の『織田信長』の魅力を、作者の楠木誠一郎先生が語ってくれたよ!

 

みなさん、こんにちは。作家のクスノキです。

信長は好きな武将だから、火の鳥伝記文庫で書くことができて、うれしかったね。

 

担当編集の進藤です!

さっそくですが、楠木先生は、信長についてどんなイメージを持っていましたか?

 

天才で危険な独裁者という印象だね。

 

なるほど……。

まず、「天才」という部分から聞いてもいいですか?

天下統一まであと一歩というところまでせまった信長ですが、

若いころは「うつけ者」と呼ばれていたんですよね。

 

ちょこっと解説!

うつけ者っていうのは、今の言葉で「まぬけ」ってことだよ!

 

ひのぴー、ありがとう。

どうして「天才」な信長が「うつけ者」と呼ばれていたんでしょうか?

 

信長は若いころ、ぜんぜん大名の跡取りらしくなかったんだよね。

身分のちがう近所のこどもたちと遊んだり、服装も派手だったり……。

極めつけは、父親の葬式に、はかまも着用しないで参列したあげく、抹香(焼香に使う粉末)を投げつけて帰るという乱暴さ。

だからうつけ者って呼ばれてしまったんだよね。

 

そんな信長を変えようと、大事な家臣がみずから命を絶ってしまうという事件があったんですよね。

 

そうそう。信長のことをすごく可愛がってくれていた人が自害してしまって……そうとうショックを受けただろうね。

 

さすがの信長も反省したのでしょうか。

 

じっさい、そのあと義理の父親である斎藤道三と会うときには、正装をしているし、後々の行動を見ると、もしかしたら「うつけ者」のフリをしていたんじゃないかと思うくらい、実はきちんとした人なんだよね。

ある意味、「うつけ者」って呼ばれるくらい、常識にとらわれなかったと言うこともできるかな。

 

なるほど……。すこし、天才らしい感じがでてきましたね!

 

織田信長は「天才で危険な独裁者」?

次のコラムでも楠木先生がアツく語ってくれたよ!

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