『氷の上のプリンセス』の第2シーズンでは、第1シーズンと演じるプログラムも変わり、衣装も新しくなりました。
でも、物語の中では「ママの手作り」ということになっているので、「仕事と家事で忙しいあのママが、衣装なんて作れるのかしら?」という疑問がわいてきました。
そこで、「たぶん、わたしが自分で作れればママも作れるはずだよね……。(^_^;)」と思って、物語に出てくる衣装を本当に作ってみることにしました。
ネットで買った安いレオタードをベースに、シフォン生地でそでとスカートをつけて、100円ショップで買った飾りパーツを付けました。
100円なのに、かわいいスパンコールやレースがたくさんありました。
※(こちらは上半身や袖の写真です。)
※(こちらは、スカート部分です。)
できあがった衣装の写真をもとに、
「そでをパフスリーブに」
「スパンコールの量をもっと多めに」
などの希望をNardackさんにお伝えして描いていただいたのが、6巻表紙の衣装です。
5巻でかすみが瀬賀くんに返してしまったペンダントのかわりに、6巻から新しいペンダントが登場することになったので、そのモデルになるペンダントも作ってみました。
ほんとはクリスタルのスケート靴なんですけど、ちょうどいいのが見つからなかったので、靴は水色になりました。
* * * * *
実際に衣装を作ってみて、ベースになるレオタードを飾りつけるだけでもかなり大変だったので、一から手作りされている選手のお母さんたちは本当にすごいです!
スケート選手のみなさんのすばらしい演技は、衣装だけじゃなくいろいろなこと(リンクへの送り迎えや遠征試合の付きそいなど)で支えてくれる、ご家族のみなさんの協力があってこそなんだな、とあらためて思いました。